市観光協会 総合観光案内所廃止へ

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2023.3.2
再生時間
2:10
※ この動画の公開は終了いたしました。

別府市観光協会はJR別府駅構内に設置している
総合観光案内所の廃止を臨時総会で提案し、
この案が承認されました。

別府の玄関口での案内は同じく駅にある
ワンダーコンパスが担うことになります。

別府市観光協会が別府駅構内に設置する
総合観光案内所は2019年には
1年間でおよそ10万人が利用しています。
ですが、協会によると、繁忙期には客の列がドアの外までできるほど
スペースが狭いことをはじめ、外国人観光客に対応できるだけの
語学力が無いことや、担当する職員が少なく、
新しい人材も見つからないといった課題がありました。

2月27日に開かれた臨時総会で協会は
これらのことを案内所の廃止理由として説明し、
また、同じく駅にある、市の外郭団体ビービズリンクが運営する観光案内所
ワンダーコンパスの存在を強調。ここが空間的に広く、
外国語対応も可能であることなどからインバウンドを含めた観光客が今後増えても
丁寧な対応が期待できる、としました。

臨時総会では、会員が、案内所が担うタクシー案内業務の今後や、跡地の利用、
現在勤務している職員の処遇などについて質問。
協会は、今後についてはタクシー協会やJRなどと協議し、
職員はワンダーコンパスで働けるよう話を進める、
と回答しました。廃止案は、出席者45人と
委任状131人分の全会一致で可決されました。

市観光協会の会長を務める長野市長は案内所の廃止について、
「よりしっかりした経営基盤の上に経営体制を築き、
これから増える観光客を迎えることを目指した
前向きなものだ」とし、また、「観光協会は来た人の満足度を高める事業や、
祭りなどのイベントで地域振興をするもの」と、
協会が担う役割について話しました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2023年2月27日の取材に基づいた内容となっております。

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