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第68回竹の感謝祭
コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ
- 放送日
- 2021.4.7
- 再生時間
- 2:17
別府市の伝統工芸である竹工芸の発展を願う
「竹の感謝祭」が行われました。
竹の感謝祭は、竹が育つ春先に循環する
自然の恵みに感謝しつつ先人の匠の技を偲び、
その場で形作った竹細工を八幡朝見神社に奉納するものです。
68回目を迎えた今年は、別府竹製品協同組合や卸業者などの関係者が
八幡朝見神社に集まりました。
はじめに組合員を代表して、岡山県出身で大四海波献籃製作は
8年ぶり2回目となる竹細工職人の三原啓資さん。
大分県津久見市出身で竹で製作した弦楽器の演奏や竹を使った
空間演出などで活躍をしている小嶋力さんの二人が
神前に奉納する竹かご「四海波」を制作。
「四海波」は、おめでたい席で謡われる謡曲から
名前を取ったもので、
四角形の編み目をつくる「四つ目編み」で底を作り、
竹ひごを波の形に組み上げてまとめる篭です。
長さ3メートル、幅2.7センチの竹ひごを16本使い
二人は息を合わせながら力を加え、
巧みな手さばきで直径55センチ、
高さ40センチほどの竹かごを完成させました。
続いて神事が行われ、製作した竹かごを三原さんが神前に奉納。
出席者全員で先人たちを偲び、
別府竹細工の業界発展を祈願しました。
別府竹製品協同組合 理事長 岩尾一郎さんは
「別府市全体がコロナ禍で非常に厳しい状況が
続いていますが一致団結してコロナに立ち向かい
お互いに頑張りましょう。
来年は桜が咲く中でもっと良い祭りになることを
期待しています。」と挨拶しました。
取材内容(番組動画、テキストなど)は
2021年4月3日の取材に基づいた内容となっております。
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