日出町防災パトロール

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2021.5.27
再生時間
2:38
※ この動画の公開は終了いたしました。

本格的な梅雨の到来を前に
日出町内の災害の恐れがある場所を見回る
防災パトロールが行われました。

このパトロールは、昨年は新型コロナウイルス感染予防の観点から
書面での開催となりましたが
今年は、災害リスクのある箇所を
2年連続で点検しないのは望ましくないとの意見が出され、
規模を縮小しての開催となりました。
5月25日に行われたパトロールには
大分県や日出町の職員、14人が参加。
町内にある危険箇所227ヶ所のうち
土砂災害や水害などの恐れのある場所
4か所でパトロールが行われました。

一行が最初に訪れたのは
豊岡上町の急傾斜危険箇所です。
これまでここでは、直接的な被害はありませんが
大雨の際には付近の住民は自主的に避難をしています。
この日は、倒木の危険性などについての視察をしました。

次に訪れたのは
新規警戒場所、
豊岡薬師丸の急傾斜地崩壊危険箇所です。
傾斜地直下の住民から落石の通報を受けたこともあり
このパトロールを行いました。
ここでは安全確保のための事業実施が必要との
意見が出されていました。

次にパトロールしたのは、ここも新規警戒場所である
豊岡今井の急傾斜地崩壊危険箇所です。
大雨の際には落石や土砂流出が発生しているとのことで
薬師丸同様、安全確保のための事業実施が必要との
意見が出されていました。

最後に訪れたのは神田池です。
昨年7月の大雨の際には池からの漏水が発見され
下流域の20世帯に避難要請が出されました。
この池が決壊すると国道10号線や
JR日豊本線が不通になる恐れがあるため
現在、水抜き作業が行われています。
今年度中には池を廃止する予定だということです。

結果検討会では新規調査を行った、豊岡薬師丸と豊岡今井は
危険度に応じて付けられるABCランクのうち
比較的被害の発生する危険度の高いBランクに指定されました。

参加者からは、防災という意味からも
土砂災害が発生する前に安全確保のための柵や擁壁などの
設置事業を早急に実施して欲しいとの意見が出されました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2021年5月25日の取材に基づいた内容となっております。

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