日出町の伝統行事「かせどり」準備

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2020.12.17
再生時間
2:20
※ この動画の公開は終了いたしました。

日出町大神原山地区に伝わる新春の行事
「かせどり」を前に、地元の原山
ボランティアクラブが祝いの品を製作しました。

「かせどり」は、子どもが生まれた家庭に
大きなわら草履『大足半』と、わらを編んだひも『結手』、
そして『俵』の3点の祝いの品を届ける
日出町大神原山の伝統行事で、
子どもの健やかな成長や良縁を願います。
江戸時代末期に始まったと言われるこの「かせどり」は、
戦争などで約50年間途切れていましたが、
1999年に原山(はるやま)ボランティアクラブが復活させ、
毎年続けられています。
今年は、11月22日から毎週日曜日の午後に
原山ボランティアクラブのメンバー20人が集まり、
祝いの品を製作しています。

13日は、大足半を唯一作ることのできる
佐藤秀光さんの指導の下、メンバーは、10月7日に刈り取ったもち米の稲を
丁寧に編みこんで祝いの品を完成させていきました。

「かせどり」行事は、新年1月10日の夜に行われ、
原山ボランティアクラブのメンバーは、
新たに子どもの生まれた家庭2軒を訪(たず)ね、
祝いの品を届けるということです。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2020年12月13日の取材に基づいた内容となっております。

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