別府ＯＮＳＥＮアカデミア

コーナー名：地域の話題／わくわくとんぼテレビ

放送日
2023.11.28
再生時間
2:31
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新たな温泉の可能性を全国、そして世界に発信する
温泉シンポジウム「別府ＯＮＳＥＮアカデミア」が開かれ、
温泉が持つ健康効果についての研究報告が行われました。

このシンポジウムは別府市と、商工観光や医療などの関係者が
毎年開いているものです。
まず、日仏温泉・タラソテラピー文化振興会
ＳＰＡＬＯＨＡＳ倶楽部の
ジュアンド・ヤスコ代表理事の講演が行われ
「フランスでは、特にリウマチ系の
治療に温泉が使われていると紹介。
このフランス式の温泉療法を取り入れた実証実験を
豊後高田市で行ったところ
『魅力的な場所へ変貌させた』との評価がされた」と報告しました。

続いて、ウエルネスツーリズムの先進地であり
ユネスコの世界遺産として登録されている
フランスのヴィシー市の副市長で医学博士でもある
イヴ・ジャン・ビニョンさんが登壇。

ヴィシー市の普遍的な価値が認められて
２０２１年７月２４日にユネスコの世界遺産に
登録されたことがまず報告されました。

講演ではフランスで温泉は入浴・飲泉・吸入という
３つの方法で利用されていると説明。
温泉療養に訪れた人が利用できるようにと
ヴィシー市では公園や遊歩道が整備され、
さらに入浴後に利用できるダンスホールや劇場などの
娯楽施設も充実していることなどが話されました。

そして、日本の温泉は心地良さを追求することを
主な目的としているのに対しフランスの温泉は医学的な
温泉活用が主な利用目的であることが紹介され
日本とフランスの温泉に対する大きな違いを示しました。

その後、「学生から見た温泉の現状とこれから」と
題した研究発表では別府翔青高校の生徒が高校生のスキンケアについて
温泉コスメといわれる温泉成分を活用した
スキンケアに関心があるかの調査発表が行われました。
途中、同様の取り組みをしているという
秋田県の角館高校とインターネットで中継をつなぎ
互いの学校の温泉とスキンケアについての
研究成果を発表しました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2023年11月23日の取材に基づいた内容となっております。

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