バリアフリーツアー別府サミット

コーナー名：地域の話題／わくわくとんぼテレビ

放送日
2023.7.11
再生時間
2:53
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バリアフリーの旅行支援について考える
「全国バリアフリーツアーセンター別府サミット」が開かれました。

バリアフリーツアーセンターは、高齢者や障がい者を含む全ての人に
観光を楽しんでもらおうと、観光情報の発信や、
旅の相談受付を行っている団体で、全国に１８か所以上あります。
そのうち、別府・大分バリアフリーツアーセンターでは、
昨年、観光業に向けてユニバーサルデザインなどについて広めるフォーラムを実施。
２年目となる今回は、より多くの人に知ってもらおうと、
「別府サミット」と題して、広く参加を呼びかけ、
会場には、全国のバリアフリーツアーセンターなどから９０人が参加しました。

サミットでは、はじめに、九州運輸局バリアフリー推進課の
髙﨑 奈実さんが講演を行い、全ての人が暮らしやすい
ユニバーサル社会の実現を目指すバリアフリー法についてや、
電車やバスなど公共交通機関における
九州のバリアフリーの現状などについて説明しました。

続いて、温泉エッセイストで跡見学園女子大学兼任講師の、
山崎まゆみさんが「ユニバーサルツーリズムと
三世代旅行の大きな可能性」をテーマに自身の体験談を交えながら
講演しました。

講演の中で、山崎さんは、高齢者を受け入れる宿泊施設に対し、
「バリアフリー」という言葉ではなく、
「親孝行温泉」などに言い換えることを提案。
親しみやすい言葉を使うことで、
利用してもらいやすくなると説明しました。
参加者は、講演の内容をメモに取りながら、
バリアフリーによる観光業の伸びしろについて熱心に学んでいました。

午後からは、活動報告会が行われ、県内外合わせて
９つのバリアフリーツアーセンターが、
活動実績を報告したということです。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2023年7月5日の取材に基づいた内容となっております。

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