別府ＯＮＳＥＮアカデミア総会

コーナー名：地域の話題／わくわくとんぼテレビ

放送日
2022.4.25
再生時間
2:38
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温泉資源や魅力を国内外に情報発信し
温泉地を盛り上げるシンポジウム
別府ＯＮＳＥＮアカデミアの総会が
２１日に市役所で行われました。

「別府ＯＮＳＥＮアカデミア」とは、
温泉のポテンシャルを再確認し、
利用価値を国内外に情報発信することで
温泉地全体を盛り上げようと開催される
シンポジウム型のイベントです。
２０１６年からはじまったこの会は、
全国の温泉地で行われている
取り組みや課題を討論したり、有識者による講演会などを
これまで４回に渡り行ってきました。
今年度の総会には、長野 恭紘市長をはじめ、
観光関係者や医師らで構成される実行委員と市の職員が出席。
２０２０年度の事業報告と
今年度の役員案、事業計画案などを話し合いました。

事業計画案として事務局の別府市観光課から
「別府ＯＮＳＥＮアカデミア２０２２」は、
２つの企画を計画していると発表。
ひとつめは、５月から１１月にかけ
１００人を対象に６泊７日のワーケーションを実施し、
入浴前後には腸内細菌検査を行い、
温泉に浸かることで健康状態の変化を解析して
温泉の効果を医学的に検証・数値化する
実証実験を計画しています。
そして、ふたつめはいい風呂の日にあたる１１月２６日には
「持続可能な温泉地のあり方」と「別府温泉で免疫力日本一宣言」の
２つのテーマでシンポジウムを開催。
実証実験に参加した人たちから体験談を聞いたり、
実験結果を発表する機会を設ける予定です。

これらの事業は多様な泉質ごとの効能を確認し、
豊富な泉質を持つ別府温泉だからこそ
発信できる「免疫力日本一宣言」の
実現を目指すことを目的としています。
実行委員会からは、この事業計画案の発表を受け、
ワーケーションの具体的な予定を知りたいといった声や、
入浴の実証実験に地域の人と交流できる
共同浴場も組み込んではどうかといった
意見が出されていました。
総会では事業計画案が承認され、
加えて実行委員からの意見を反映した
「別府ＯＮＳＥＮアカデミア２０２２」の
取り組みなどについて話され閉会しました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2022年4月21日の取材に基づいた内容となっております。

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