市場で初せり

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2016.1.6
再生時間
4:33
※ この動画の公開は終了いたしました。

別府市公設地方卸売市場で花、水産物、青果の初せりが行われ、
お目当ての品を手に入れようと多くの買受人でにぎわいました。

4日月曜日には、花市場で初せりが行われました。

式では始めに長野 恭紘市長が、
「市場を取り巻く環境は非常に厳しいと思いますが、そういった時こそ一致結束して、
市民の皆さんに美しい花を提供することに
一緒に取り組んでいけたら」と挨拶。

続いて、別府花市場を代表して
理事長の佐藤隆博さんが「花は生活に明るさや癒しを与えるものです。

私たち市場の人間としましても、
役員・職員一丸となって皆さんのお役に立てるよう
努力してまいります。」と挨拶しました。

最後に市場の発展と関係者の健康を願って
松尾孝幸さんの音頭で手締めを行いました。

せりが始まるとカーネーションや小菊類、ユリなどが並び
華やかに彩られた市場には、
セリ人の威勢の良い声が響き渡っていました。

今年は正月明けが早かったこともあり、
例年より花が少ない市場となりましたが、
これから成人式に向けて 
徐々に増加していく予定だと言う事です。


また、翌5日には、水産物と青果の初競りが行われました。
水産物の初せり式では長野市長が
「市民と観光客に安心安全な食品を届けてくれていることに感謝します。
漁業が抱える課題に市も協力して取り組んでいきます」とあいさつ。
また、買受人の代表は、安部首相が一億総活躍社会を唱えていることを受け、
「漁業者も廃業せずに頑張りましょう」とあいさつしました。

競りが始まると買受人たちは
今朝水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を
次々に競り落としていました。
昨年の漁業は、養殖物は安定していましたが、
気候変動の影響で季節の魚が旬の時期に獲れず、天然物が減少。
漁業関係者は今年、魚が安定して獲れ、
地元に住む人による消費が拡大することを
期待しているということです。

青果市場の初せり式では、
生産者を代表して農協の代表が
昨年TPPが大筋合意したことを念頭に
「農業を守るための対策などで
結束していきましょう」とあいさつ。
続けて、卸売会社や買受人の代表が行ったあいさつの中では、
農業界の厳しい状況が続く中でも、安心安全な品物の安定供給に努めることや、
関係者が高齢化しているが、健康で廃業者が出ないよう期待することなどが話されました。

この日の市場には今年に入って収穫された新鮮な野菜や果物をはじめ、
1月7日に食べられる七草粥に使う野菜をまとめたものなどが並び、
買受人たちはお目当ての品物を競り落としていました。

昨年は、春には長雨のために生産が追い付かず、野菜価格が高騰し、
それ以降は天候に恵まれたものの、暖冬の影響で消費が低迷。
農業関係者は今年、商品価格が安定し、生産者が潤うよう期待しているということです。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2016年1月4日の取材に基づいた内容となっております。

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