平和を考える市民の広場

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2025.8.12
再生時間
2:28

別府市公会堂で市民が平和について考える機会を与える
イベントである「平和を考える市民の広場」が開かれました。

これは戦争のない平和な社会の実現を目指し、
市民に平和について考えてもらおうと
別府市が毎年この時期に行っているものです。
この日は地域住民など120人が来場しました。
はじめに別府翔青高校の3年生5人が
「私たちの平和は永遠のもの?」をテーマに発表をしました。

発表の中で生徒たちは、「戦争を経験した人が
伝えたかったことを大事に受け止め、
私たちが戦争の記憶を伝え続け、戦争について考えていくことで、
これまでの世代の人が繋いでくれた
平和のバトンを次の世代へと繋いでいきます」と誓いを立てました。

次にウクライナで4年前から
避難施設の運営や子どもたちとの交流などの支援活動をしている
一般社団法人ウスミシュカの中条秀人理事が
「戦地ウクライナで起きていること」と題し講演。
中条さんはウクライナの人々の現状や
支援活動の中で経験したことについて説明し、
「戦地の子どもたちに助け合うことの大切さを教え、
思いやりの心を持ってもらうことが、
世界平和に繋がると思う」と話しました。

最後に講演を行った中条さんと、
戦争で父親を亡くしている徳田靖之さん、
第27代高校生平和大使の花崎太智さん、
リベリア共和国出身で内戦経験者のマーサ・ターケットさんの4人による
トークセッションが行われました。

その中では、
「恒久的平和の実現は
不可能と言われることも多いが、
理想を掲げ続けることが大事である」などの
意見が出ました。

訪れた人たちは、うなづいたり、
メモをとったりしながら話を聞き、
平和について考えを深めていました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2025年8月8日の取材に基づいた内容となっております。

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