戦後80年 近代戦争と日出

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2025.8.12
再生時間
2:19

1872年に徴兵制度が成立して以降、
日本は数々の戦争を経験し、日出町からも
多くの人が戦地に赴いています。
その、町民と戦争の関りや町からの
戦没者たちについて紹介する特集展が
日出町で行われています。

日出町は終戦80年の今年、町出身で戦争に関わった人に着目して
国内外で起きた近代の戦争をまとめました。
1872年・明治5年に徴兵制度が定められて以降、
満20歳以上の男子が兵役に就き、
日出町からも多くの若者が出征しました。

この特集展では、国内外の情勢と合わせて
町民が戦争にどのように関わったかを年表で紹介。
また、従軍した人に贈られた勲章や
日露戦争の戦利品としての砲弾のほか、
今回の展示に合わせて町内外の人から提供された資料など
20展を展示しています。

こちらはアジア・太平洋戦争に衛生兵として出征した
町出身者に関する資料です。
医療用品に合わせて、寄せ書きがされた日の丸があります。
日の丸には、鼓舞する言葉と合わせて、
軍服を着、注射器を持った兵士が描かれており、
出征を見送った人の当時の心理や
出征した人の経歴を物語っています。

日出町の戦没者は
1874年・明治7年の佐賀の乱に始まり、
太平洋戦争の終戦までに1000人近くに上ります。
展示では、戦没者が亡くなった経緯などがまとめられた台帳や
町内にある戦没者の墓や忠魂碑の写真も展示されています。
町は、「日出町にも身近な人たちが遠い激戦地に出征し、
亡くなった現実があります。
戦争の末端にいた町民を深掘りし、
彼らのことを知ってもらいたい」としています。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2025年7月15日の取材に基づいた内容となっております。

このコーナーの関連動画を見る

番組の動画をもっと見る

この動画に関連するカテゴリ

[番組名]
わくわくとんぼテレビ
[コーナー名]
地域の話題
[ジャンル]
文化・歴史
CTBメディア株式会社へ わくわくとんぼビデオTOP
ビデオジャンル
メニュー