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回天神社例祭 継続へ
コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ
- 放送日
- 2025.4.30
- 再生時間
- 2:30
今年は終戦から80年です。
日出町大神には、戦時中、人が乗り込み敵艦に体当たり攻撃をした
人間魚雷「回天」の訓練基地がありました。
この回天に関係して亡くなった人たちを慰霊する神事が行われました。
人間魚雷「回天」は太平洋戦争末期に開発された
搭乗員が乗り込んで操縦し、敵艦に体当たりする特攻兵器です。
日出町大神では、1945年に「大神突撃隊」が創設され、
搭乗員の訓練や回天の整備を行う基地がありました。
基地跡そばにある回天神社には、回天に関係した
全国の戦没者1073柱が祀られ、
隊が作られた4月25日に例祭を執り行っています。
今年の例祭は、新型コロナなどのために
6年ぶりの実施となり、全国から集まった回天関係者の遺族をはじめ、
町の関係者や地元区長などおよそ60人が参列。
全員で黙とうした後、神職が祝詞をあげました。
つづけて、参列者が玉串を捧げ、御霊の安らかな眠りを祈りました。
回天神社の例祭は、以前は元搭乗員や地元住民から成る大神回天会が
行っていましたが、精力的に活動していた戦争経験者でもある
事務局長の魚住 修三さんが今年1月に逝去し、
活動の継続が危ぶまれました。
しかし、地元の歴史継承に努める
「ボランティアグループ日回」が尽力し、地元有志と共に
今年、例祭の実施に漕ぎつけました。
グループの代表を務める長野久子さんは「大神回天会が存続して、
大神の地に訓練基地があったことを伝え、
平和学習で学んだ子どもから地域に広げていきたい。
町にも協力してもらい、次の代に
引き継いでいきたい」と話していました。
取材内容(番組動画、テキストなど)は
2025年4月25日の取材に基づいた内容となっております。
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