文化財保護訓練

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2025.1.22
再生時間
2:05

1月26日は、文化財防火デーです。
これに合わせ日出町では川崎にある朝日寺で、
火災から文化財を保護するための訓練を行いました。

文化財防火デーとは、昭和24年に
現存する世界最古の木造建造物である
奈良県の法隆寺金堂が燃え
壁画が損傷したことをきっかけに制定されたもので、
この前後には、全国的に文化財防火運動をするなど
文化財愛護に関する啓発活動が行われます。

日出町ではこれに合わせ町制発足時より毎年異なる地区の
神社や寺院などの有形文化財で訓練を実施。

70回目を迎える今年は奈良時代が起源と言われ、
平安時代から江戸時代の仏像が多く遺る「朝日寺」で行われました。

訓練は、平安時代に作られたとされる
「木造薬師如来立像」を安置した「薬師堂」の裏手を出火元と想定し、
火災を発見した住職が消防に通報。

その後、薬師堂内にある重要物品に見立てた箱を
建物の外へと運び出すと
日出消防署と日出町消防団の隊員が現場に到着し、
火元に向けて一斉放水訓練を行いました。

訓練終了後、安部徹也町長が
「人命の次に文化財の保護が必要だ」と話すと、
文化財保護委員会の工藤 智弘さんが訓練の講評を述べました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2025年1月18日の取材に基づいた内容となっております。

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