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別府の戦中戦後の実体験
コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ
- 放送日
- 2025.8.12
- 再生時間
- 1:18
朝日大平山地区公民館で「湯のまち学びのカレッジ」が開かれ、
別府市で戦中戦後の時代を生きた講師が実体験を語りました
別府市の各地区公民館では、活力のある社会をつくることを目的に、
「湯のまち学びのカレッジ」と題し、年間を通して様々な講座を行っています。
この日は「あなたにつなぐ戦中戦後の別府を生きた人々の記憶」を
テーマに講座が行われ、53人が参加しました。
講師を務めたのは、戦中戦後の別府で学生時代を過ごした
別府史談会の恒松栖副会長です。
1945年7月16日の夜から17日にかけて
大分市がアメリカの爆撃機B29による空襲を受けました。
その当時、今の小学校にあたる国民学校の
2年生だった恒松さんは別府市湯山の自宅で防空頭巾を被り、
目と耳を塞いだ状態で布団を被って、
空襲が収まるまでじっと耐えていました。
恒松さんは当時を振り返って「大分市の空が真っ赤に色づいているのを見て、
その大火が別府に来たらどうなるのだろうと思うと、
本当に怖かった」と話しました。
また、戦後については「教科書の中で戦争に関連する記述の箇所を
全て墨で黒塗りした」という経験などを振り返りました。
この中で恒松さん自身も
「戦争の語り部が少なくなってきているため、戦争や平和について
もっと勉強しなければならないと感じている」と話しました。
また、講座では他にも別府市が作成した
戦中戦後の別府を生きた人たちへの
インタビューなどをまとめた動画の上映も実施。
訪れた人たちは
戦争の怖さや、平和の大切さを改めて学んでいました。
取材内容(番組動画、テキストなど)は
2025年8月5日の取材に基づいた内容となっております。
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