別府竹細工「ござ目編」作品展

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2022.5.3
再生時間
2:30
※ この動画の公開は終了いたしました。

別府竹細工における編み方の一つ、
「ござ目編」に着目した作品展が開かれています。
この作品展は、200種類以上ある別府竹細工の編み方を
紹介しようと、別府市竹細工伝統産業会館が
「編組シリーズ」と題し開催したものです。

今回はその第2弾となった、
基本の編み方の一つである「ござ目編」です。
ござ目編は、草の茎で編んだ敷物の「茣蓙」の様に見えることから、
その名が付いたとされており、主に農具や漁具で使用される技法です。
編み方は縦ヒゴを一定間隔にし、
横ヒゴは隙間なく目を詰めて置くことが基本となります。

会場には、ざるやかごなどの日用品に加え、
ござ目編を基本に
すくう本数やとび方を変える「とびござ目編」や、
ござ目編の上に細いヒゴがたすき掛けになるように編む
「千鳥掛け」など、ござ目系統の編み方が施された作品
34点が並んでいます。

別府市竹細工伝統産業会館の宮坂美穂館長は
「会場にある作品は農具や漁具などの日用品だけではなく、
造形美や表現手段としてござ目編を使用したものなど様々です。
編み方で魅せる表現の奥深さを
感じてもらえたら」と話していました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2022年4月26日の取材に基づいた内容となっております。

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