警察と消防が合同災害救助訓練

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2025.12.4
再生時間
2:25

大規模災害に備えて、警察と消防が被災者の救助を円滑に行うための
連携訓練が別府市で行われました。

この訓練は、別府市内にある大型ホテルの
現在は使われていない棟で11月25日に行われ、
別府警察署と別府市消防本部の計33人が参加しました。

訓練は、別府市近隣で震度7程度の地震が発生し、
ホテルが被災したことを想定しています。
この日予定していた消防のドローン小隊による要救助者の捜索は
一時的な天候不良のため中止。
しかし、警察と消防は範囲を分担して捜索を行い、
指揮所に要救助者の情報が入ると、
ホテルの平面図を見ながら救助計画を立案しました。

ホテル内部は損傷が激しいため、3階で行われた救助訓練では、
ハシゴを使って窓から、消防に続いて警察が進入。
意識の無い人を、警察と消防で役割分担しながら
担架を使って搬出しました。

2階では、オートロックが掛かって開かないドアを破壊する訓練を
警察の救助部隊が実施。
切断工具を使ってドアに穴を空けて部屋に入ると、
消防の救急隊と協力して要救助者を搬出し、
また、別の部屋では、警察の救助部隊が見つけた要救助者を
声を掛け合いながら救護所まで搬送しました。

警察によると、訓練用ではない建物で訓練を行うことは珍しく、
実際の壁の強度や入り組んだ施設への対応を訓練できます。
また、それぞれ異なる救助ノウハウを持つ警察と消防が
組織を超えて認識を共有することに意義があるということです。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2025年11月25日の取材に基づいた内容となっております。

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