もしもの防災

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2024.12.17
再生時間
2:28

災害発生時、避難に支援が必要な人も安全に避難できる
取り組みについて考える講座が開かれました。

この講座は、誰一人取り残さないインクルーシブ防災を推進する
「福祉フォーラムin別杵速見実行委員会」が、
大分地方気象台と大分県社会福祉協議会と協働で開いたものです。

委員会では、避難時に支援が必要な災害時要配慮者や
避難行動要支援者の命を守る取り組である、
「インクルーシブ防災事業」を別府市と協働で行っており、
講座はその一環として実施。
障がい当事者や介助者など30人が参加しました。
今回主なテーマとなったのは「台風」について。
はじめに、大分地方気象台の横光雅種さんが
大分県の気象の傾向について、台風が県の西側を通過した場合に
雨が多く降りやすいことなどを話しました。

続いて、台風情報の図の見かたについて、
気象庁では5日先までの台風情報を発表しており、
台風の進路予想が高精度な場合は小さな円で、
そうでない場合は大きな円で表していると紹介しました。

また、台風発生時の避難指示については、「指示が出たからといって
すべての人に避難が必要なわけではない。
住んでいる場所などによっては家から出ないほうが安全な場合もあるので、
ハザードマップなどを使って身の回りの危険を
把握しておくことが大切」だと話しました。
続いて、大分県社会福祉協議会の宮田翔太さんが、
高齢者や障がい者などの災害時に配慮が必要な人を
「災害時要配慮者」といい、中でも避難に支援を必要とする人を
「避難行動要支援者」ということを説明。
災害時に安心して避難するために
「いつ、どこに、だれと、どうやって避難するか」を
事前に決める「個別避難計画」の重要性を
呼びかけました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2024年12月9日の取材に基づいた内容となっております。

このコーナーの関連動画を見る

番組の動画をもっと見る

この動画に関連するカテゴリ

[番組名]
わくわくとんぼテレビ
[コーナー名]
地域の話題
[ジャンル]
防災
CTBメディア株式会社へ わくわくとんぼビデオTOP
ビデオジャンル
メニュー