猪の瀬戸湿原で観察会

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2022.7.28
再生時間
2:25
※ この動画の公開は終了いたしました。

別府市東山の猪の瀬戸湿原で見頃を迎えている
オオキツネノカミソリを観察する会が開かれました。

猪の瀬戸湿原は、鶴見岳と由布岳の南斜面の間、
標高760メートルに位置し、阿蘇くじゅう国立公園内にある
12ヘクタールほどの山地湿原です。
周辺の山からいくつもの小川が流れ込み、
湿原特有の貴重な草花が多く見られ、
2019年12月に別府市の生物環境保護地区に指定されました。
ここでは、湿原の環境保護に取り組むNPO法人、
「猪の瀬戸湿原保全の会」が
毎年4月から11月の第4日曜日に
自然観察会を開いています。
この日の観察会には、別府市からの個人客のほか
北九州市や下関市からの団体客合わせて
およそ60人が参加。

参加者は、湿原内を散策しながら、
ガイドを務める会のメンバーから
湿原内に生えている草花の生態などについて
説明を聞きました。

参加者は、さらに湿原の奥へ進むと、
今月の観察会で目玉となる季節の植物
「オオキツネノカミソリ」の
群生スポットに到着しました。
オオキツネノカミソリは、ヒガンバナ科で、
一般的なヒガンバナよりも早く、
7月中旬から8月上旬。
春に伸びる葉の形がカミソリに似ているのが
名前の由来と言われています。
参加者たちは、オレンジ色の花々を
スマートフォンやカメラで写真に収めていました。

猪の瀬戸湿原保全の会は、
「毎月の観察会を通して湿原の存在を
多くの人たちに知ってもらいたい」ということです。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2022年7月24日の取材に基づいた内容となっております。

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