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日出町ファーマーズスクール修了式
コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ
- 放送日
- 2025.4.1
- 再生時間
- 2:43
日出町が農業就業者を増やすために行った
「ファーマーズスクール」でハウスみかんの
生産などを学んだ初の修了生を送り出す式が行われました。
日出町の「ハウスみかん」は農業用ハウス内で栽培する「温州みかん」です。
かつて日出町では一村一品運動の作物に選ばれるなど
盛んに生産されていましたが、現在、生産者は2人にまで減少しています。
この生産者を増やすため、「日出町ファーマーズスクール」は、
令和5年度から初めて行われました。
事業では、町内の農家を指導者に指定し、農業経験の無い人でも
そこで必要な技術や知識を身につけさせます。
初の事業には、西本悠恭さんと野尻新之輔さんの
2人が選ばれました。
西本さんは、以前務めていた福祉関係施設で
農作物の栽培管理を経験。
野尻さんは別府市出身で、県外で会社務めをしていましたが、
Uターンしての転身です。
2人は、2年間、町内の「ハウスみかん」農家2人と
一緒に作業をしながらの技術研修に加え、
月に1度、JAや県の農業改良普及員による3時間の座学を実施。
3月25日には、その修了式が行われ、2人に修了証書や、
記念品として農機具が贈られました。
証書を手渡した日出町農林水産課の河野一利課長は
「今後、日出町の農業の先頭に立って成功してください」とあいさつ。
続けて、2人を指導した生産者2人が「慣れても手抜きしないように」や
「さらに知識を深めましょう」などと激励しました。
そして、西本さんは「地に足を付けて頑張る」と。
野尻さんは「経営を軌道に乗せ、新規参入者の
指導ができるまでになりたい」と決意表明しました。
修了生2人が就農する土地は大神地区や川崎地区に現在整備中で、
今年度中にハウスを建てて、「ハウスみかん」やかぼすの生産を始める
ということです。
取材内容(番組動画、テキストなど)は
2025年3月25日の取材に基づいた内容となっております。
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