日出町の伝統行事「かせどり」

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2017.1.10
再生時間
2:46
※ この動画の公開は終了いたしました。

日出町大神原山地区で子どもの生まれた家に
大きなわら草履を届けて健やかな成長願う
新年の伝統行事「かせどり」が今年も行われました。

「かせどり」は、新たに子どもが生まれた家に『大足半』と呼ばれ
縦75センチ、横40センチ、重さ9キロもある「大きなわら草履」を届ける行事で、
「この草履がはけるくらい立派に大きく成長するように」との願いが込められています。
江戸時代末期に始まったと言われるこの「かせどり」は、
戦争などで約(およそ)50年間途絶えていましたが、
1999年・平成11年に原山ボランティアクラブが復活させ、
毎年続けられています。
ここ数年は、原山地区で生まれた子どもがおらず、
里帰りしての行事開催でしたが、今年は、4年ぶりに地区内で
新たな子どもが生まれました。
贈り手は、相手に正体を知られてはならない習わしがあり、
化粧や覆面などをして変装します。
一行は、2人の孫が生まれた原田秀造さん宅を訪問しました。

出迎えた家族は、酒や餅を出して接待。
相手の正体を探ろうと、出した品をわざと引っ込めて
顔をのぞき込むなどユーモラスなやりとりを繰り広げました。

またこの日は、キツネやタヌキに似せた化粧をした
地区の児童6人もかせどり行事に参加し、
祝いの俵や藁で編んだひも「結手」を届けました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2017年1月8日の取材に基づいた内容となっております。

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