竹の感謝祭

コーナー名：地域の話題／わくわくとんぼテレビ

放送日
2023.4.14
再生時間
2:16
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伝統的工芸品別府竹細工の業界発展を願う
「竹の感謝祭」が八幡朝見神社で行われました。

これは、別府竹細工で使われる竹に感謝し、
先人たちの功績を偲ぶため、別府竹製品協同組合が、
毎年春に開催しているものです。
７０回目を迎えた今回は、
組合員や竹産業関係者など、およそ４０人が参加。

はじめに、竹細工職人３年目の組合員、
矢上亜衣さんと、松本綾香さんが、
青竹を使った竹かご「四海波」を製作しました。

「四海波」は、おめでたい席で謡われる
謡曲から名前を取ったもので、

四角形の編み目をつくる「四つ目編み」で底を作り、
竹ひごを波の形に組み上げ、まとめていきます。
２人は、息を合わせながら、
　直径５０センチ、高さ４０センチほどある
竹かごを編み上げていきました。

続いて行われた神事では、
先ほど製作された竹かごを神前に奉納。
出席者は、先人たちを偲び、竹産業の発展を祈願しました。

主催者を代表して挨拶した、別府竹製品協同組合、岩尾一郎理事長は、

昨年、別府竹細工が特許庁の地域団体商標に登録されたことに触れ、
「若い組合員の力を借りながら新しいブランド化を進めていきたい」と
話しました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2023年4月8日の取材に基づいた内容となっております。

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