鶴見山峰入り大祭

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2024.7.31
再生時間
2:30
※ この動画の公開は終了いたしました。

鶴見山を訪れる人の健康や安全を願う
鶴見山峰入り大祭が開かれました。

この日行われた峰入り大祭は、ロープウェイ鶴見山上駅の横にある
鶴見山上権現一の宮で神事が行われ、
修験道鶴見山寺の松岡玄宏住職や山伏、信者、
別府ロープウェイのスタッフなど
およそ20人が参加しました。

この鶴見山の峰入り大祭は、およそ1000年前の平安時代に
天台宗の僧侶・性空上人が由布山と鶴見山に
山岳道場を開いたことが始まりと言われており、
江戸時代まで鶴見山では、山伏が山岳修行を続けていました。

しかし明治の初めに出された神仏分離令の発令により
その修行は、中断されたといわれています。

その後、ロープウェイが開業した翌年の
昭和38年に、峰入り大祭を再開し、それから毎年、
夏のこの時期に開催されるようになりました。

今年行われた大祭ではまず松岡住職が祝詞をあげたあと、
参加者で般若心経を唱え
鶴見の山の神々に夏の訪れを奉告しました。

続いて、結界の中に作られた護摩壇に火が灯され、
採灯護摩を催行。
炎が勢いよく燃え上がると
参加者は、次々に願い事を書いた添護摩木を火の中に投げ入れました。

最後に、参加者は列を作り、鶴見山上一帯に祀られている
福禄寿や大黒天などの七福神と12の札所を巡る、
山上回峰という修行を行いました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2024年7月28日の取材に基づいた内容となっております。

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