集団救急事故訓練

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2024.12.13
再生時間
2:33

別府市消防本部で救護対象の多い集団救急事故を
想定した訓練が行われました。
この訓練は、通常時に比べて、人手や資機材がかかる
集団救急事故事案において、適切かつ迅速な対応や、
関係機関との連携などを目的に実施されたものです。
今回は大型バスの単独事故を想定して行われ、
消防機関と医療機関が参加しました。

訓練では、バスに取り残されている人や、
自力で車外に避難している人の状態を先着帯が確認し、
トリアージを行いました。
トリアージとは人手や資機材の足りない状況において、
より多くの人を確実に救助するために
呼吸や脈の状態、意識があるかなどによって
負傷者に緊急度の優先順位をつけます。

その後、トリアージに従って後続帯は優先度の高い人から順に
バスの中から運び出し、応急手当を施しました。
同時進行で救護所となる大型テントの設営も行われ、
負傷者がテントの中へと運び込まれました。
テントでは災害医療派遣チームの「DMAT」が延命のための処置を実施。
情報共有ツールを活用して現場と医療機関がお互いの状況把握をしながら、
重傷者を各医療機関へと分散搬送しました。

自力で車外に避難していた軽傷者については、
毛布で体を温めながら事故現場の対応が落ち着くまで待機し、
そのあと救急隊の誘導に従ってテントへと移動しました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2024年12月6日の取材に基づいた内容となっております。

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