ユニバーサルツーリズム 体験型講演会

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2021.4.2
再生時間
2:22
※ この動画の公開は終了いたしました。

障がいのある人や高齢者など誰もが楽しめる
別府について考えようと体験型講演会が
ビーコンプラザで行われました。

この講演会は障がい者の自立支援などを行う
「NPO法人 自立支援センターおおいた」が
バリアフリー観光のガイドブック
「ぱらべっぷ」の発行を記念して開催したものです。

この日、参加した人たちは受付終了後に
車いすに乗車し、段差のあるテストコースを体験しました。

そして会場では椅子の代わりに、車いすに乗車したまま
講演会を受講しました。

NPO法人 自立支援センターおおいたの後藤秀和理事長が
「日本一のバリアフリー観光温泉都市別府を目指して」と
題して講演を行いました。

後藤さんは宮崎県出身で高校生の時、野球の練習中に
不慮の事故に見舞われ脊椎を損傷し、その後遺症で
手足が自由に動かせなくなり車いすでの生活になりました。
南荘園町の別府重度障害者センターで訓練のあと
別府に移住し、障がい者の自立を支援する
NPO法人を立ち上げ活動を行っています。

講演の中で後藤さんは別府の人たちは、障がいのある人たちを
特別視しない風潮があると感じている。
またバリアフリーの市営温泉の数や障がい者が利用しやすい飲食店の数は
日本一であり、障がいのある人にとってとても暮らしやすい町であると述べました。
しかしその反面で大分空港までの障がい者が利用しやすい
交通手段が乏しいことや調査した市内の117の宿泊施設のうち
バリアフリールームが完備されているのは
わずか17軒とバリアフリーに対する底上げが
別府全体に望まれると指摘しました。

最後に「障がいがある人もない人もやりたいことは同じ、
みなさんの力をお借りしながら
それが満たせる観光温泉都市・別府に
していきましょう」と結びました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2021年3月24日の取材に基づいた内容となっております。

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