差別をなくす市民の集い

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2026.9.2
再生時間
2:28

別府市主催の「差別をなくす市民の集い」が開かれ、
インターネット上での不当な差別や人権侵害問題について
講演会が行われました。

大分県では、1965年8月の同和対策審議会答申を踏まえ、
毎年8月を「部落差別等あらゆる不当な差別をなくす運動月間」
としていて、別府市でも毎年、人権問題について考える
「差別をなくす市民の集い」を実施しています。

8月25日には、近年深刻化するネット上の不当な差別や人権侵害、
誹謗中傷への具体的な対策と予防法を学び、
市民一人ひとりが実践へ繋げることをテーマに講演会を開催。
講師は、人権問題の調査・研究などを行う
公益財団法人反差別・人権研究所の
松村元樹さんが務めました。

松村さんは、SNSなどを運営する大規模事業者に対し、
権利侵害への迅速な対応や運用の透明化を義務付ける
「情報流通プラットフォーム対処法」が
昨年4月に施行されたことを説明。

これにより、インターネット上の掲示板などに
差別的な発言やヘイトスピーチに当たる内容を投稿することを
厳しく取り締まる仕組みが作られた一方で、
現状、目立った成果は上がっていないと指摘しました。

また、人権教育・啓発白書によると、
ネット上の部落差別をはじめとする
差別的な書き込みや人権侵害の件数は増加傾向になっていて、
その背景として、過激な誹謗中傷やデマ情報など
負の感情を煽るトピックほど注目を集め、
収益につながる構造が定着してしまっていることなどを挙げました。

さらに、自分の身の回りに差別などの事例がないことから
「問題自体が少ない」と誤認する人が多い現状があるとし、
「正しい知識を身につけ、マイノリティを理解することで
『他人事』という意識を捨てることが
問題解決への第一歩だ」と強く呼びかけました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2026年8月25日の取材に基づいた内容となっております。

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