APUで模擬国連会議

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2024.5.30
再生時間
2:35

APU立命館アジア太平洋大学で国際連合の規則に則り
模擬の会議を行う「模擬国連会議」が行われました。

模擬国連会議は、過去に実際に行われた様々な国際会議をテーマに
学生たちが担当国の大使になりきり、
国益を追求しながら議論するという取り組みです。

始まりは、1923年にアメリカの
ハーバード大学で開催された「模擬国際連盟」で、
国際政治の仕組みを理解するとともに
国際問題の解決策を考える過程を体験できることから、
教育プログラムとして高い評価を受けました。

日本では、1983年に元国連難民高等弁務官で
当時上智大学の教授を務めていた緒方貞子さんを中心に、
ニューヨークで開催された模擬国連会議への
派遣を目的として実施されたのが始まりと言われています。

25日に開かれた会議にはAPUだけでなく、
九州管内の4つの大学から学生たちが参加。
現在、ウクライナでの紛争などが解決されていないことから、
1956年に起きた「第二次中東戦争」を議題に定め、
平和についてや、そのために国連にできることを考えました。

議論は、当時の国の立場や考え方なども踏まえながら進められ、
学生たちは、中東情勢に対する見解について
各国大使としての立場になりきって意見を発表。
このうち、第二次中東戦争勃発のきっかけになった
当時のエジプト大統領による「スエズ運河」の国有化宣言について、
考えを示しました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2024年5月25日の取材に基づいた内容となっております。

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