帆足萬里 忌辰祭

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2015.6.16
再生時間
2:16
※ この動画の公開は終了いたしました。


日出町に生まれ、広く学問を修めた人物
「帆足萬里」の遺徳を偲ぶ忌辰祭が開かれました。帆足 萬里は、1778年に日出藩に生まれ、
豊岡小浦の儒学者・脇蘭室の門に入り、
ほとんど日出の地を出ることなく独学で研究に努めました。
経済・物理・医学など幅広い分野に通じ、
藩主から請われて「家老職」に就き、
藩財政の再建に力を尽くしたり、
「西崦精舎」という塾を開き、
75歳で生涯を閉じるまで教育者として
多くの弟子に学問を教えました。
また、三浦梅園、廣瀬淡窓とともに
「豊後三賢」と呼ばれています。

14日日曜日は、帆足萬里の164回目の命日にあたり、
忌辰祭実行委員や役場の職員、
日出町佐尾子ども会、日出小学校の4年生など約70人が参列し、
みんなで「萬里先生賛歌」を歌い上げました。

忌辰祭実行委員長の利光正文さんは、
帆足の代表的著書「東潜夫論」の話を上げ、
「先生の唱えられた説を学びながら
現代に活かしていく必要があります。今後も遺徳を讃えながら、
後世に伝えていきたい」と挨拶しました。
龍泉寺住職の山﨑祐介さんによる読経が行われ、参列者は、焼香しながら
萬里先生の遺徳を偲びました。

お墓は、日出町佐尾、帆足家の菩提寺である
龍泉寺の西の方面の小高い丘に
日出城に向けて建てられており、
昭和33年、大分県史跡に指定されています。

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