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日本の伝統工芸を守るために
コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ
- 放送日
- 2024.6.21
- 再生時間
- 2:42
別府市の東山地区で「湯のまち学びのカレッジ」が開かれ、
竹細工から日本の伝統工芸や事業改革について学ぶ
講演会が開かれました。
湯のまち学びのカレッジは、
地域の魅力発見や課題解決につなげてもらおうと
別府市内の各地区で開かれている講座です。
20日には東山地区で、
別府市制100周年記念講座として講演会が開催され、31人が参加。
別府市で明治41年に創業し、竹材と竹加工品の製造・販売をしている
永井製竹株式会社の代表取締役 茶重之さんが講師を務めました。
永井製竹株式会社は、別府市で唯一、
竹細工を加工するための湯釜の技術をもつ製竹所ですが、
これまで、バブル崩壊などによる多額の負債や
後継者不足問題を抱えていました。
東京の竹細工教室に通っていた茶さんは、
この問題を解決しようと湯釜の技術を受け継ぎ、
現在は社長として事業承継に取り組んでいます。
講演会では、茶さんが、社長に就任してから
経営再建のために取り組んだ商品開発や勤務形態の改革などについて
紹介しました。
また、竹産業において、竹を伐採する職人と
竹細工に加工するために油抜きする湯釜の二つは、最も重要であるが、
後継者不足であることを指摘。
国の「伝統的工芸品」に指定されている別府竹細工を含む
伝統工芸全般をみても、生産高・従事者ともに減少し続けているといいます。
これを解決するためには、「『モノを売る』という発想から
『コンテンツを売る』という発想に変えるべき」と
茶さんは主張しました。
取材内容(番組動画、テキストなど)は
2024年6月20日の取材に基づいた内容となっております。
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