神社講話 「大祓詞」

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2022.4.22
再生時間
2:43
※ この動画の公開は終了いたしました。

神社で行われる神事で唱えられる「大祓詞」の
歴史や意味について神職が説明する講話が
別府市の八幡朝見神社で開かれました。

八幡朝見神社は1196年に創建されて800年以上の歴史を持つ
別府市や別府温泉の総鎮守です。
神社をより身近に感じてもらいたいと10日に開かれた講話では、
ここに仕える神職の新名俊二さんが
「大祓詞」について話しました。

「大祓詞」は、6月と12月の神事「大祓」をはじめ、
参拝者の祈願でや、神職が朝と夕方に唱える
穢れを払うためのおよそ800字の言葉です。

講話では新名さんが、これが奈良時代以前より
1200年以上読み継がれていることや、
背景となる日本神話に描かれる
穢れと罪の考えについて説明しました。
神話では、穢れは、亡くなった妻を追って行った伊邪那岐命が
黄泉の国で受けたもので、罪は、神々の土地を荒らした須佐之男命の
慢心やわがままに由来。
そして、「祓い」は罪・穢れを取り去り、
新しい生命の出現と発展を祈るものとされています。

新名さんは、大祓詞を現代語訳しながら、
その言葉の中で、罪・穢れを払うための手段や
どのように消えていくかが説明されていること
解説しました。
この日集まった10人は、神話の時代から続く言葉が持つ深い意味に
熱心に聞き入っていました。

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