別府市インクルーシブ防災 報告会

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2023.3.13
再生時間
2:22
※ この動画の公開は終了いたしました。

災害時に支援が必要な人たちの  避難計画を、
地域ぐるみで考える「別府市インクルーシブ防災」の
事業報告会が行われました。
「インクルーシブ防災」は、障がい者や高齢者など、
災害時に支援が必要な人の避難計画を個別に作成し、
誰一人取り残されない防災体制を作ろうというものです。
別府市では、 障がい者を中心とした市民団体
「福祉フォーラム in 別杵・速見実行委員会」とともに、
2016年から、いち早く
「インクルーシブ防災」に取り組んでおり、
全国の自治体から、先進的な事例として注目されています。
4日に行われた報告会には、
 障がい者や、福祉専門職などおよそ60人が参加。
さらに、全国から190人がオンラインで報告会を視聴しました。

会では、実行委員会の河野龍児代表理事が、
これまでの事業活動を報告。
個別避難計画の作成が2021年の法改正で努力義務化されたことに触れ、
「別府市での取り組みが国に認められたのは、
大きな成果だ」と話しました。
そして、事業のサポートを行っている
同志社大学の立木茂雄教授が、
避難計画の具体的な作成方法について説明。
「ケアマネージャーや、相談支援専門員、さらに地域住民が一体となって、
当事者とともに、実効性の高い計画を
作ることが重要だ」と話しました。

続いて行われたパネルディスカッションでは、
市の防災や福祉などの担当部局長、
障がい者など、あわせて8人が出席。
はじめに、南部ひとまもり・まちまもり協議会の
木下勇事務局長が
地区で行われた防災訓練について報告し、
「実践的な訓練を行い、避難計画を検証する必要がある」と話しました。
報告を受けて、出席者からは、
平時から、当事者と地域住民との繋がりを
持つべきだという意見や、
各地区での、支援者のリーダー育成を求める声が出されました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2023年3月4日の取材に基づいた内容となっております。

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