新春 田仲敬司木版画メモリアル展

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2024.1.26
再生時間
2:00

別府市に関する資料を集める平野資料館が、
地元で活動した物故作家の作品の魅力を再発見しようと
行っている展示会の第4弾として、別府市出身の版画作家、
田仲敬司さんのメモリアル展が開かれています。

この作品展は、「未来に残したい原風景」をテーマに
ソルパセオ銀座商店街の中にある
別府市まちなか交流館で行われ、
田仲敬司さんの版画作品80点が展示されています。

田仲さんは昭和6年、別府市の生まれで、
趣味で作っていた版画作品が
日本版画会展で入選したことをきっかけに
本格的に版画制作をスタート。
平成31年に亡くなるまで数多くの作品を作ってきました。

平成5年には自身初の個展を大分市で開き、
翌年には臼杵市と竹田市で実施。
別府市が市制90周年を迎えた際には
記念事業の一つとして別府市美術館でも個展を行っています。

また、田仲さんは別府鶴見丘高校の校章デザインの考案や
大分県が発行していた情報誌の表紙絵を担当するなど
版画作家として多方面で活躍しました。

会場ではこれらの作品や、田仲さんが主に制作していた
寺などの建物を題材にした作品のほかに
年賀状なども見ることができます。

作品展を開いた平野資料館館長の平野芳弘さんは、
「田仲さんの作品は繊細で透明感があるため
寺など古い建物の魅力がよく現れています。
こうして版画として残すことで
未来に繋いでいければ嬉しいです」と話していました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2024年1月24日の取材に基づいた内容となっております。

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