塩田千春展「巡る記憶」

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2022.8.8
再生時間
2:30
※ この動画の公開は終了いたしました。

東アジア文化都市2022大分県の一環で
コア事業のひとつ塩田千春さんの個展「巡る記憶」が
別府市の中心市街地で開催されています。

塩田千春展「巡る記憶」は、混浴温泉世界実行委員会と
東アジア文化都市2022
大分県実行委員会が主催しているものです。
招聘アーティストの塩田 千春さんは
ベルリンを拠点に国際的に活躍するアーティスト。
その場所やものに宿る記憶といった
不在の中の存在を糸で紡ぐ
大規模なインスタレーションを中心に
さまざまな手法を用いた作品を制作しています。

初日となった5日には、オープニングセレモニーが行われ
塩田 千春さんらによるテープカットで展覧会が開幕しました。

会場のひとつ、別府市元町の中華料理店だった建物の中は、 
赤いロープで装飾。
また、店舗が営業していた時に使われていた
調理器具や食器、円卓や椅子といった
かつての記憶を宿す「モノ」を用いて
作品を展開しています。

また、もうひとつの会場である
別府市北浜(きたはま)の食品を扱う卸問屋だった場所は、
白い糸が会場を覆っています。
「循環(じゅんかん)」がテーマのこの会場では、
空間を演出する糸をつたい水が滴る(したたる)様子、
落ちた水により、波紋ができた水面は円を描(か)き
全体に広がっていく様子を
見ることが出来ます。

塩田さんは、「参加者たちがそれぞれの場所での
エピソードや思い出を記憶を巡らせて
話している姿を見かけ、作品がそれぞれの人たちの思いで
成り立っていくことを目の当たりにしました。
たくさんの人たちの協力で、
  今日を迎えることができ、胸がいっぱいです。」と
話していました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2022年8月5日の取材に基づいた内容となっております。

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