アワビの稚貝を放流

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2015.12.25
再生時間
2:03
※ この動画の公開は終了いたしました。

別府湾で行われた土木工事の関係者や漁協が
アワビの稚貝を湾内で放流しました。

この放流は豊後高田市にある土木業者が呼び掛けて行われたものです。
この土木業者は今年、別府湾内で海底の土壌を改善する工事と
魚の住処となる構造物「漁礁」を設置する工事を
大分県から受注。
22日には、工事に協力した漁協への感謝と湾内での漁業振興に加え、
工事関係者と漁協の親睦を深めるためにアワビの稚貝6000個を放流しました。

放流には、土木業者と漁協、市や県の農林水産部門から代表者が参加し、
一行は漁港での出発式を終えると、亀川漁港から出港しました。

この日、稚貝が放流されたのは上人ヶ浜の沖にある数か所の岩場です。
船が岩場の上で停まると参加者たちは稚貝を海底に向けて放流。
また、漁協の潜水士に稚貝が入った袋が渡されると、
潜水士は周辺を泳いで回りながら
海底の岩場に向かって稚貝をまいていました。

県漁協別府支店では、毎年100から200キロのアワビが水揚げされています。
この日放流された稚貝は2年以上かけて漁獲できる10センチほどに成長するということです。

海で仕事をする人たちが協力しあって海にお礼をするこの活動。
とても素晴らしいですね。
地元の海がいつまでも美しく、豊かであり続けられるよう願っています。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2015年12月22日の取材に基づいた内容となっております。

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