VR認知症体験会

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2024.8.27
再生時間
2:31

認知症の症状を当事者の視点で体験するイベント
「VR認知症体験会」が行なわれました。

この体験会は、亀川中央町二区の住民を対象に
認知症に対する地域支援活動をしている
別府市社会福祉協議会が行ったものです。

この会では、VR、いわゆるバーチャル・リアリティと呼ばれる
仮想現実の中で認知症を体験するためまず参加者はVRゴーグルといわれる
目を覆うモニターとヘッドホンを装着。
そして、視界から突然、人の姿が消えたり
実際には見えないものが見えるなど
認知症の症状を仮想で体験していきました。

この日、千葉県から、リモートで講師を務めた黒田麻衣子さんは、
「認知症の人は記憶力の低下はあるものの、感情は残るといわれている。
症状は人それぞれで、まわりから理解されないことが多く、
社会的な偏見を受けることもある。
コミュニケーションの仕方など症状の裏側にある気持ちを
知ることが必要だ」と認知症への接し方を話していました。

そしてVRで認知症を体験したあとは意見交換を行い、
認知症を取り巻く環境と課題を考え
認知症の人にも優しい地域づくりとは何かを考えていきました。
この中で参加者は「身内が認知症の場合、
強い言葉になるのではないか」
「優しい言葉をかけることが必要だ」など
積極的に意見を出し合っていました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2024年8月22日の取材に基づいた内容となっております。

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