温泉発電の審議会を設置

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2017.4.26
再生時間
2:29
※ この動画の公開は終了いたしました。

別府市内で行われる温泉や地熱エネルギーを利用した発電に関して
温泉資源への影響や市の施策などについて審議する会が組織されました。

温泉発電とは、温泉熱や地熱で特定の液体を気化させた蒸気や
噴き出す熱水によってタービンを回して発電する方法です。
市内では、今年2月末の時点で、計画中のものも含めて
61件の開発が進められており、国内で最多です。

別府市は今年度、温泉発電に関する行政と民間の取り組みについて
規制と推進の両面から審議する会を組織ました。

24日には、その委員への委嘱式が行われ、
長野市長は「温泉は後世に残していきたい宝です。
まず、住環境と自然環境を考えた規制をした上で
可能な範囲で発電に使っていければと思います」と、
あいさつしました。
審議会は大学教授や温泉事業者、弁護士や県の研究機関の代表8人から成ります。
この日、委員からは温泉発電に関する国の動向を
まとめて欲しいという要望や市内の温泉を持つ宿泊施設も
データ収集に協力するという申し出がありました。

温泉発電に関して昨年度施行された市の条例では、
開発を計画する事業者は事前に源泉や近隣住民の生活への影響を調査し、
市や地元住民に説明することなどが定められています。

今年度審議会は、市内の温泉資源の量について
市が昨年度行った調査の結果に関して公開する範囲を話し合うほか、
内容の分析や評価もしていくことにしています。

また、その後は温泉資源が衰退している地域の開発について
個別に審議することを検討しているということです。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2017年4月24日の取材に基づいた内容となっております。

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