高速道路事故の救助訓練

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2016.3.8
再生時間
3:25
※ この動画の公開は終了いたしました。

高速道路上の交通事故で多くのケガ人が出たという想定の訓練が行われ、
消防や医療関係者が連携の取り方を確認し合いました。

5日に行われた訓練には、別府市消防本部をはじめ、
隣接する杵築速見と由布市の消防本部や
県内3つの病院から合わせておよそ110人が参加しました。
訓練は高速道路上にできた陥没に車3台がはまり、
そこへ観光バスが追突したことで負傷者30人が出たことを想定しています。
通報を受けて現場へ到着した別府市の消防は負傷者に声をかけながら
事故の状況を確認したり、指揮本部などを設営したりしました。

その後、応援要請を受けた隣接自治体の消防が到着。
別府の消防と情報を共有しながら
車に取り残された人や車外に投げ出された人を救出していました。

助け出された人は、安全確保のため迅速に移動させられ、
治療の優先度を判断するために取り付けられたトリアージに応じて、
救急隊員やDMAT・災害派遣医療チームから処置を受けていました。
DMATは医師や看護師などで構成され、
災害や多くのケガ人が居る事態に対処するため訓練を受けた医療従事者たちです。

事故現場で応急手当を受けたケガ人たちは離れた所に設営された救護所に運ばれ、
そこにも待機するDMATから必要な医療処置を受けていました。

また、救護所では、病院と連絡を取り合いながらケガ人の受け入れ先を選定。
受け入れてくれる病院が決まるとケガ人たちはさらなる治療をうけるため
病院へ搬送されました。

別府市消防本部は今後、この訓練について検証会議を開いて
良かった点や反省点などを洗い出し、
参加機関同士で情報共有を図っていくことにしています。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2016年3月5日の取材に基づいた内容となっております。

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