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ザボン湯用のザボンを収穫
コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ
- 放送日
- 2021.12.8
- 再生時間
- 2:18
年末年始、別府市内の温泉施設で行われる
「ザボン湯」などで使用される
ザボンの収穫が市営のザボン園で進められています。
ザボンは、ほのかな甘みと酸味が特徴の柑橘類の一種で、
成長すると500グラムから、
大きい品種では2キロにまでになります。
その皮を砂糖漬けにした「ザボン漬け」は
別府市の代表的な土産物の一つです。
別府市では、この「ザボン漬け」の原材料確保と
農家へ果実栽培を広めるため、
昭和37年に市内の野田に市営のザボン園を開設しました。
園では、12月に入って旬を迎えた実の収穫が進められています。
およそ5ヘクタールの市営ザボン園では、
700本ほどある木で2つの品種を栽培。
年間収穫量はおよそ1万玉で、
5千玉が食用として農協に出荷され、
4千玉弱は市内にある市営温泉や宿泊施設、
共同温泉に販売され、年末年始に「ザボン湯」で使用されます。
年内いっぱいはザボン湯用の1キロ弱の実が収穫され、
この日も、市の会計年度職員3人が
斜面に生えたザボンの木の枝葉をぬって
ハサミと網を伸ばし、黄色く色付いた実を収穫していました。
収穫された実は一定期間熟成させて出荷されます。
また、傷などのために規格外となった1割弱は
果肉を加工して、サイダーなどの材料にされるということです。
この収穫作業は2月まで行われ、出荷は3月まで続きます。
取材内容(番組動画、テキストなど)は
2021年12月6日の取材に基づいた内容となっております。
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