大神中で襟江亭を知る出前授業

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2022.6.29
再生時間
2:40
※ この動画の公開は終了いたしました。

日出町の大神中学校で地域の歴史を学ぼうと
襟江亭についての出前授業が行われました。

この出前授業は中学生に地元の歴史を知ってほしいと
大神活性化推進協議会の事業の一環で
今回初めて行われたものです。

授業は大神中学校の2年A組で行われ
日出町歴史資料館・帆足萬里記念館の
平井義人館長が「日出藩・森藩の参勤交代とお茶屋襟江亭」と題して
教壇に立ちました。

日出町大神の深江港に現存する襟江亭は江戸時代の参勤交代の際、
航海に適した風や潮の状況になるまで日出藩主が宿泊・休憩し、
ここから船で出発した場所です。

平井館長は参勤交代の出発の際に
深江港を使わなかった例はほとんどないと話し、
3月が出発の時期だったことから
春一番などの強い風の影響で10日以上、
襟江亭で「風待ち」をすることが
頻繁にあったことを説明しました。

また参勤交代というと大名行列を作り
歩いて江戸まで行くイメージがあるが
日出藩や森藩は関西まで船を使用していたこと、
日出藩が建てた襟江亭を
森藩をはじめ、航路を使う九州の様々な藩が
「風待ち茶屋」として利用していたことから
九州の藩主たちのサロンのような場所だったことなどが
紹介されました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2022年6月27日の取材に基づいた内容となっております。

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