大神の回天神社で慰霊祭

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2015.4.27
再生時間
2:26
※ この動画の公開は終了いたしました。


太平洋戦争末期に開発された人間魚雷
「回天」で出撃した戦没者を偲んで
日出町大神にある回天神社で慰霊祭が行われました。
人間魚雷「回天」は太平洋戦争の末期、
劣勢となっていた戦局を打開しようと開発された特攻兵器です。
当時、全国4カ所に回天基地が作られ
大神の基地では273人の乗組員が
訓練を受けていました。

大神基地からは
出撃することはなく終戦を迎えましたが
回天神社では回天に関わって亡くなった方など
1073柱を祀り毎年、慰霊祭を行っています。
神事には当時、回天の訓練を受けていた方やその遺族、
海上自衛隊・日出町の関係者など、
およそ60人が参列しました。

はじめに太平洋戦争で亡くなった方へ
参列者全員で黙とうをささげました。
つづいて神職により祝詞が上げられ
関係者が玉ぐしを奉げました。
毎年、慰霊祭を運営している大神回天会は、
これまで元隊員で会を構成してきました。
しかし戦後70年を迎え高齢化が進んでいる事から
今年から遺族や地元の有志など
隊員以外の一般の人も
メンバーに加わる事が出来るよう規約を改正しました。
今後も、戦争の悲惨さを風化させないためにも活動を続け
8月には平和の集いを企画すると言う事です。


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