災害時協力で市とみらい信金が協定

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2023.3.29
再生時間
2:10

別府市と大分みらい信用金庫が、
災害時に帰宅困難者を受け入れることや
防災用品を備蓄することを盛り込んだ協定を締結しました。

28日、大分みらい信用金庫の本店ビルで
協定の締結式が開かれ、
大分みらい信用金庫の森田展弘 理事長と
長野市長が調印し、協定書を交わしました。
今回結ばれた協定では、大分みらい信用金庫の本店ビルを一時避難所とし、
大規模災害時に帰宅困難になった人や近隣住民を
受け入れることなどを定めています。

信用金庫は、このほど行った本店ビルの建て替えに際して、
地域貢献の一環として、ビルの避難所利用を想定し、
当初は最上階に配置予定だったホールを2階に移動。
災害で帰宅困難になった観光客や通勤・通学者、
そして、近隣住民を最大50人、2日間受け入れます。
また、同じ階にある職員用シャワー室も
開放することになっています。
協定では、この他にも、信用金庫と市が
それぞれで用意した食料や防災用品などを、
同じく2階にある備蓄用倉庫に
共に収めることも定められています。

協定を結んで、長野市長は「土地勘の無い観光客が
被災した時に逃げ込む場所は多い方が良い。
市民と観光客への心強いPRにもなる」と、
今回の地域貢献と防災活動に感謝。
また、大分みらい信用金庫の森田理事長は
「帰宅困難者に施設を利用してもらうことは
地域金融機関として果たすべき役割だ。
有事の際には、安心して利用してもらえると思う」と、
あいさつしました。

災害発生時には、信用金庫側の職員が本店ビルに参集し、
この避難所の運営を行います。
別府市が防災に関する協定を企業と結んだのは今回が初です。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2023年3月28日の取材に基づいた内容となっております。

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