ひじ雛めぐり

コーナー名:

放送日
2014.2.10
再生時間
2:26
※ この動画の公開は終了いたしました。



日出町では2月9日からおよそ一ヶ月間
ひじ雛めぐりが開催されます。

前日には、日出暘谷・日出総合高校の生徒たちが
飾りつけのボランティアを行いました。


日出町で飾られるひな人形の
飾りつけボランティアを行ったのは
日出暘谷・日出総合高校の生徒会を中心とした
有志の生徒21人です。

日出暘谷高校では昨年から地域に貢献したいと
独自で飾りつけのボランティアを行っていました。

しかし、今年は日出町で行われるひなまつりイベントが
規模を拡大して行われることから
日出町や日出町観光協会と協力をして
飾りつけをすることになりました。

この日飾りつけを行うのは
商店街にある深見邸や郵便局、
薬局や大神にあるホテルです。
班分けをした後
それぞれの担当場所へと移動し
雛壇の組み立てから飾りつけを行います。

会場の一つ深見邸は
町内で昭和の終わりころまで病院を営んでいた
深見惟基さんの息子さんのお宅です。
現在は誰も住んでいないことから
有効に使ってほしいと
このほど日出町へ譲渡されました。

生徒たちは深見家にゆかりのある雛壇3基を
マスクと手袋、エプロンを身に着け丁寧に組み立て,開始からおよそ2時間半。
2基のひな飾りが完成しました。




高校生ボランティアが飾りつけを行った翌日から
日出町の二の丸館周辺と大神海岸線周辺などで
「ひじ雛めぐり」が始まりました。
このイベントは、
地域の人や観光客に雛人形を見物しながら
日出町を散策してもらおうと
日出町と日出町観光協会が開いているものです。
今年は日出町商工会が
「ひじ雛めぐり実行委員会」を結成して
会員などに協力を呼びかけ、
例年より多い町内33か所で地域の人が持ち寄った様々なひな人形が飾られています。
深見邸では、前日、高校生が組み立てた3基の雛壇と
日出町商工会女性部が持ち寄った10対以上の
ひな人形が飾られていました。
この3基の雛壇は、この地でかつて医者をしていた
深見惟基さんのお孫さんのものと玄孫さんのものです。
こちらは、50年ほど前の雛壇で、
惟基さんのお孫さんが所有していました。
お孫さんが結婚した際、一度は嫁ぎ先の横浜にて保管されていたそうですが
雛めぐりのイベントに合わせて再び深見邸に持ち込まれました。
雛壇を見物にきた人たちは、
人形の表情や細かい部分まで作り込まれた小物を
一つ一つじっくりと眺めて楽しんでいました。

また、雛めぐりでは
各会場に用意されたスタンプを押して
スタンプラリーを楽しむこともでき
10個集めると二の丸館で景品がもらえます。

西教寺では、ご住職の長女へ贈られたひな人形と、
知人から寄せられたひな人形などが
飾られていました。

また、今年は大神海岸線地域も
9つのホテルや観光施設などが
地域の活性化に繋がればと
このイベントに参加しています。
写真スタジオ、カサデルビエントでは、
オーナーの軸丸真由美さんが手作りした人形4体が
飾られています。
着物の材料には、軸丸さんが入手してきた
江戸時代の布が使用されていて、繊細な布きれがひと針ひと針
丁寧に縫い合わされていました。

石ころたちの動物園では、
入り口のすぐ横に「石ころたちのお雛様」と題して
大きなものから小さなものまで30点のお雛様が
展示されています。
作者でこの施設のオーナーをしている
 阿部 いづみさんは
「ここでしか見ることのできない個性的なお雛様を
じっくり見てもらいたいです」と話していました。

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