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特産のマナマコを増やそう!
コーナー名:
- 放送日
- 2011.3.23
- 再生時間
- 2:31
※ この動画の公開は終了いたしました。
日出町の特産品である
マナマコの漁獲量を増やそうと、
日出町と県漁協日出支店が、
ある取り組みを行っています。
その取り組みとは、
徳島大学の浜野龍夫教授が開発した
「逆さ竹林魚礁」と呼ばれるものです。
近くに生息するマナマコを呼び寄せるため、
枝(えだ)付きの竹2本を1組にし、1本は上向き、
1本は下向きに立て、周辺にブロックを敷き詰めます。
そうすることによって
魚礁内の潮の流れを緩やかにして、
外敵から身を守り、マナマコが
産卵しやすい環境を作ることができます。
この日は、漁協日出支店のメンバーや
日出町農林水産課の職員、大分県東部振興局の職員など
約20人が朝早くから集まり、
2つのグループに分かれて活動を開始しました。
1つ目のグループは、
あらかじめ準備しておいた牡蠣の殻を船に詰め込み、
平成21年2月に
町内日比ノ浦海岸に造成した魚礁へと向かいました。
現地へと到着すると海の中へ牡蠣の殻を投げ入れ、
潮が引く午後4時頃まで待ちます。
もう一方のグループは、
近くの山で孟宗竹約200本を切り出しました。
干潮を迎えた午後4時頃、杭を打ち込み、
山から切り出した竹を逆さに差し込んでくくりつけ、
周辺に牡蠣の殻やブロックを置いていきました。
県漁協日出支店によると
「竹林魚礁の設置当初は、
マナマコの個体が入るか不安でしたが、
体長3~8センチの個体を確認でき、
数も増えてきています。
この取り組みを通して
漁獲量増加につなげていきたい」とのことです。
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