憩翼碑で慰霊祭

コーナー名:

放送日
2010.8.12
再生時間
1:21
※ この動画の公開は終了いたしました。



太平洋戦争末期、爆薬を積んだ戦闘機に
片道の燃料しか入れず自ら敵の艦隊に体当たりし戦火に散った
特攻隊の話は多くの人が耳にした事があると思います。
実は市内にも特攻隊を祀った
慰霊碑があり、先日、慰霊祭が行われました。
観海禅寺には旧海軍の神風特別攻撃隊を祀った憩翼碑があります。
これは太平洋戦争末期、出撃を控えた特攻隊員が
鹿児島県の知覧に向かう際、
現在の「杉の井ホテル」にあたる当時の、杉の井館」で
最後のひとときを過ごした事から
女将だった西村勝乃さんが発起人となって建てたものです。

慰霊祭には、旧海軍出身者でつくる
海交会のメンバーや自衛隊・行政の担当者など
関係者およそ50人が参列しました。

慰霊碑の隣には海軍旗が掲げられ
全員で黙祷をささげたあと、
観海禅寺の住職による読経が行われました。
以前は、慰霊祭の運営を海交会で行っていましたが、
メンバーの高齢化に伴い、年々、参列者が減っている事から
2005年以降は別府市老人クラブ連合会が
運営を引き継いでいます。
老人クラブの原田会長は
「戦争の事を後世に語り継ぎたい」と話していました。


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