高齢者虐待を防ぐ

コーナー名:

放送日
2014.10.16
再生時間
2:21
※ この動画の公開は終了いたしました。



老人ホームや
地域包括支援センターなどの
職員を対象とした
高齢者虐待防止に関する
研修会が開かれました。高齢者への虐待は、平成20年度の調査によると、
全国で1万4千件以上起きています。

そして、虐待を受けた高齢者のおよそ7割は
介護を必要としている状態で、
そのうち6割以上の人に認知症の症状が見られます。

※↓ここで場所テロップお願いします
0分26秒~
この日行われた研修会は、
施設の職員に高齢者虐待についての基礎知識や、
虐待の対象となりやすい
認知症高齢者へのケアに関する知識を学んでほしいと
別府市が主催したものです。

およそ130人が参加した研修会は2部構成で行われ、
前半の部は、大分大学医学部 神経内科学講座
医局長の木村成志さんが
認知症の種類やその対策について説明しました。

木村さんによると、認知症は、
「アルツハイマー型認知症」や
「脳血管性認知症」などの種類があり、
それぞれ違った症状が現れるのだそうです。

そして認知症の治療には、
患者の症状に合わせた
薬物療法と、非薬物療法、
適切なケアの3つがそろう事が大切で、
そのためには、医療、介護、ケア、理学療法士の  
全てが連携しないと
治療は上手くいかないのだそうです。

木村さんは、
「患者をよく観察して
認知症の症状と判断されるときには、
まず患者の話に耳を傾けます。

それでもダメなときには薬物を使用しますが、
その時は、医療と介護が連携して状況を把握し、
なるべく少ない量の薬で
悪影響を及ぼさないよう
症状を抑えていく必要があります。」と、
患者との対話や、
医療と介護の連携の必要性について話しました。

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