田中雅夫さん藍染め展

コーナー名:

放送日
2013.4.24
再生時間
2:05
※ この動画の公開は終了いたしました。



市内にお住まいの
田中雅夫さんによる
豊後絞り藍染め展が
開かれています。

この作品展はスパランド豊海(とよみ)にお住まいの
田中(たなか)雅夫(つねお)さんが開いたものです。

田中さんの作品は綿や麻、絹の生地を絞り
藍(あい)を染料(せんりょう)にして染める「豊後(ぶんご)絞(しぼ)り」と呼ばれ、
江戸時代に大分県で始められた技法です。
田中さんは定年をきっかけに
藍染めをはじめ20年になります。

今回の作品展では
これまでに制作されたタペストリーや
帽子、バッグにアクセサリーなど
およそ100点が展示されています。

また田中さんが独自に考案した
「裂き織」という技法を用いた
作品も展示されています。
「裂き織」とは古着や端切れなどを
細長く裂いて織物の糸として用いる技法で
独特の味わい深い風合いに仕上がります。
会場には藍で染めた布を裂き織で
仕上げた作品も飾られていました。

田中さんは
「藍染めは自然の染料を使っているので
肌に優しく着心地がとても良いです。
同じ様に染めても
同じものが出来ないのが魅力です。
これからは『裂き織』の魅力も
一緒に伝えていきたい。」
と話していました。

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