年末に向けて防犯訓練

コーナー名：

放送日
2012.12.5
再生時間
2:51
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年末に向け
強盗事件を想定した防犯訓練が
日出町で行われました。
この防犯訓練は、県内のパチンコ店が組織する
大分県遊技業協同組合が
施設での犯罪防止と
地域への安全対策を目的に
８年前から毎年行っているものです。

この日は、犯罪の手口と対処法を学ぼうと、
大分県全域からパチンコ店経営者や商業施設関係者など
およそ１３０人が日出町のパチンコ店に集まりました。

訓練では、関係者が見学するなか
実際に発生した２つの強盗事件を再現し、
強盗の犯人役を警察官が、
被害者役をパチンコ店の店員が行いました。

１つ目は、まず犯人の１人である利用客が
機械の調子がおかしいと店員を呼び、
わざと飲み物をこぼして注意を引きつけます。
その隙に
もう１人の犯人が、お金が入っている機械の
不具合を訴え、
店員が機械を開けたところを襲い
お金を奪って逃走するというものです。

事件発生後には、あらかじめ訓練と知らせたうえで
実際に１１０番に通報し、
警察官が駆けつけて
被害者に犯人の特徴などを聞きました。

２つ目の訓練は、
交換所で高額なお金を手にした女性に
狙いを定めた犯人が女性を脅して財布を奪うというものです。

駆けつけた店員は、被害者の安全を確認した後
犯人の特徴を聞きマイクで全店員に伝えました。
杵築日出警察署の石川生活安全課長は
「田舎だから事件は起きない、などと思わず
日頃から強盗に対して意識しておくことが大切」と話していました。

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