猪の瀬戸湿原を守ろう！

コーナー名：

放送日
2012.7.12
再生時間
2:11
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別府市東山にある猪の瀬戸湿原の保全に取り組む
「猪の瀬戸湿原野焼き実行委員会」が開かれました。
別府市東山にある「猪の瀬戸湿原」は
鶴見岳と由布岳の中間にあり
阿蘇くじゅう国立公園の
第１種特別地域に指定されています。
サクラソウやヒメユリなど
湿原特有の希少な植物が確認されていますが、
およそ４０年前に湿原の野焼きが途絶えてからは
森林化が進んでいます。

猪の瀬戸湿原野焼き実行委員会」では
湿原の貴重な植物の保護やゴミ拾いを始め
今年の３月には４０年ぶりとなる野焼きを行うなど
湿原の保全に取り組んでいます。

この日の会議には
実行委員のメンバーはもちろん
行政関係や湿原を所有する
城島高原オペレーションズの社員など２４人が出席。

はじめに猪の瀬戸湿原野焼き実行委員会の
川野代表が「今年度も引き続き野焼きを行いたいと思っています。
今回は前回野焼きをしなかった部分も実施し
以前のような湿原の景観を取り戻していきたい。」と
出席者に協力を呼びかけました。
この日の会議では来年の２月に再び湿原の野焼きを
実施することが決まりました。
第２回となる野焼きでは
今年３月に実施した５・４ヘクタールに加え
１・４ヘクタールの新区画を加えた
６・８ヘクタールが野焼きの対象区画となります。
会議ではその他にも、野焼きの為の
事前の輪地切りや
輪地焼きのスケジュールなどについて
話し合いが行われたということです。


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