防災講習会

コーナー名:

放送日
2011.5.31
再生時間
4:01
※ この動画の公開は終了いたしました。



東日本大震災の発生をうけ
別府市でも地震や津波、
火山の噴火といった
災害に対する防災を見直そうと
防災講習会が開かれました。

この防災講習会は今年の3月に発生した
東日本大震災を教訓にして
別府市の災害への対策を
見直そうと開かれたものです。

別府市役所の職員や学校関係者など
およそ100人が参加した講習会では
大分地方気象台の職員2名を講師に
「想定される別府市の地震・津波・火山の災害について」
の講話が行われました。

講話では最初に
大分地方気象台防災業務課
地震・津波防災官の鳥巣さんが
地震や津波発生のメカニズム、
過去に別府市で発生した地震、
今後発生する可能性がある
地震や津波について話をしました。

これまでに東南海・南海地震といって
東海沖から四国の沖では
100年から150年の間隔で
マグニチュード8クラスの巨大地震が発生しています。

鳥巣さんは「仮にこのような地震で
津波警報が出されたり
沿岸部で強い揺れを感じた時は
落ち着いて避難をしてほしい」
と話していました。

次に同じく大分地方気象台の
火山防災官の大賀さんが
別府市で想定される火山災害と
防災対策について講話を行いました。

別府市に何らかの影響をおよぼす可能性がある
活火山は鶴見岳・由布岳・伽藍岳と三つあります。

大賀さんは「火山は美しい風景や
温泉といった恵みを与えてくれる一方
一度噴火すると甚大な被害を
もたらすことがある」とし
「火山の噴火でどのようなことが起きるのかを知って
共に生活をすることが大切です」
「3つの山は
すぐに噴火が起きる状態ではありませんが
火山の仕組みを知り
災害を防いだり軽くできること。
避難場所を決めておいたり
自治体が作成したハザードマップを読んだり
普段から準備をしておくこと。
噴火が起きた時は
自治体の指示に従い気象庁が発信する情報を
デマに惑わされないように活用してください」
と話していました。
参加した教育関係者は
「現在、津波を想定した避難訓練を行っているのは
海沿いの学校1校のみです。
今後は小学校同士が情報交換をしたり
市全体で避難場所の検討をしていきたいです」と話していました。

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