火渡り~赤松山願成就寺春季大祭

コーナー名:

放送日
2012.2.13
再生時間
7:56
※ この動画の公開は終了いたしました。



地元の人たちから赤松の妙見様と呼ばれ親しまれている
日出町の願成就寺で春季大祭が開かれました。

このお祭りの目玉である「火渡り」が
11日の土曜日に行われ
今年も大勢の人で賑わったようです。
「赤松の妙見様」の異名で親しまれる
「赤松山願成就寺」は
今から1300年前の養老2年に
国東半島を中心とした国東(くにさき)六郷(ろくごう)満山(まんざん)の
最後のお寺として建てられました。
名前の由来は
国東六郷満山の最後のお寺、
大勢の人の願いが成就する場所として、
「願成就寺」と名付けられたそうです。
この願成就寺では
毎年2月の10日・11日に春の大祭が行われており
大祭の目玉として行われる火渡りには
火によって自身の一年間の煩悩を落とし
新しい1年を無病息災で過ごして欲しい
また立ち上る煙で願いを
成就させてほしいという意味が込められています。


快晴に恵まれたこの日は
境内に大勢の参拝客が訪れ、
修験者の格好をしたお寺の住職たちが表れると
いよいよ火渡りのスタートです。
はじめに幸福を祈願する恒例の「採(さい)燈(とう)護摩(ごま)」が行われ、
縄がはられている結界をより強いものにする
「宝(ほう)弓(きゅう)の儀(ぎ)」が行われました。

1分46秒~1分52秒

続いて、積み上げられたヒノキの護摩壇に
火が灯されました。

火が灯された護摩壇の周りでは、
無病息災や家内安全など
今年1年の願い事を書き込んだお札が
次々と焼かれていきました。

護摩壇が燃え尽きるといよいよ火渡りが始まります。
参加者は手を合わせ、それぞれの願いや
厄払いのために熱い墨の上を渡りました。

今年も大勢の人の煩悩を落とし、厄を払い
沢山の願いが空に届けられた
「願成就寺」の火渡り
来年は皆さんも参加してみてはいかがでしょうか?

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