ふるさとのいのちを守る森づくり

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2024.3.28
再生時間
2:45

地震や津波の被害から住民を守るために植樹をして
森の防波堤を作る「鎮守の森のプロジェクト」の一環として、

「ふるさとのいのちを守る森づくり」が日出町で行われました。

これは東日本大震災において森が津波の被害を軽減させたことなどから、
地震や津波への災害対策として植樹をする活動で、全国的に行われています。

23日、「ふるさとのいのちを守る森づくり
in日出町実行委員会」の主催、
「公益財団法人 鎮守の森プロジェクト」などの協賛で
九州初となる植樹祭が住吉ふれあい公園で行われ、
県内外からおよそ400人が参加しました。

はじめに日出町実行委員会の工藤健次実行委員長が
「今日は楽しんで最後まで頑張って植えていただきたいと思います」と
挨拶しました。

その後、参加者は7つのブロックに分かれ、
実行委員のメンバーらに習いながら植樹を体験。
木を真っすぐにすることや、土を押さえつけすぎて
固くしないようにすることなどに注意しながら、
1本1本丁寧に植えていきました。

この日植樹したのは、東日本大震災の津波に耐え抜いたタブの木や
カシの木など高木と低木を混ぜた29種、2600本です。
今回の植樹方法は60センチ間隔に木を植えることで、
日光を浴びるために横の木よりも大きくなろうとする
自然の競争のメカニズムを利用するため、
水やりの必要がありません。
また「鎮守の森プロジェクト」によると、
セメントの防波堤の寿命が100年と言われているのに対し、
森は次の氷河期まで耐えられるということです。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2024年3月23日の取材に基づいた内容となっております。

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