猪の瀬戸湿原で野焼き

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2024.3.12
再生時間
1:48

別府市の猪の瀬戸湿原で春の新たな芽吹きに備える
野焼きが行われました。

猪の瀬戸湿原は、鶴見岳と、由布岳の南斜面の間、
標高およそ700メートルに位置する湿原地帯です。

ここでは、「猪の瀬戸湿原保全の会」をはじめ、
環境省や大分県、別府市や湿原の所有者が
湿原の生態系維持・保全のために毎年春先に野焼きを行っています。
今年の野焼きは10日に行われ、作業にはおよそ50人が参加。

参加者は6つのグループに分かれて湿原を囲み、
風向きに注意しながらガスバーナーで枯れ草に火を点けました。

野焼きは、草を焼き払うことで森林化を防ぎ、
これによって草花の新芽が発育しやすい環境を
作ることができます。
この日は、県道11号線を挟んで南北に広がる湿原の両方、
合わせておよそ12.6ヘクタールで
2時間ほどかけて野焼きが行われ、
高く伸び枯れたヨシやオギなどが大きな炎を上げながら焼かれました。
猪の瀬戸湿原ではこれから、サクラソウやエヒメアヤメといった
春の草花が芽を出し、湿原を彩っていくということです。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2024年3月10日の取材に基づいた内容となっております。

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